10月から11月初旬にかけて、「心理学的支援法」の授業でカウンセリング実習を行っています。この授業では、不安や悩みを抱える人たちの心の支援方法を学び、「ピアヘルパー」という仲間を支えるための心理学資格を取得することも目標としています。
そのため、ピアヘルパー役、相談者役、観察者役に分かれて、3人組で実習を行いました。ピアヘルパー役の人は、話しやすい雰囲気を作り、相談役の人が問題解決の方向に進んだり、自己肯定感が高まったりするように対応していきます。受容や共感、支持や質問技法などの専門的な技法を実践的に学んでいきます。
「技法を使うことを意識できた」「日常生活でのコミュニケーションでも役立てたい」「話を聞いてもらえてすっきりした」「同じような体験をしている人と話ができてよかった」「客観的に観察すると、上手に技法が使えていることがわかった」などの学生の感想がありました。12月の資格試験に向けて、前向きに取り組んでいく姿勢が見られました。
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