12月12日(火)の「心理学的支援法」の授業でミニ箱庭の実習をしました。箱庭療法は、遊戯療法の一種であり、箱の中の砂と玩具を使って、自由に作るものです。触覚やノンバーバルを重視したもので、言葉に頼らない自己表現ができます。箱庭制作は日常生活にも取り入れることができ、リラックス効果や自己肯定感が高まる効果が得られるといわれています。
授業では3人組で、箱庭を作成する人を二人が見守るという形で実施されました。学生からは、「久しぶりに砂遊びをした感覚で楽しかった」「同じ玩具を使っているのに、みんな違う世界観を表現して驚いた」「生命力をうまく表現できてうれしかった」などの感想が見られました。
友達の表現を否定せずに見守る姿勢や、非言語コミュニケーションの重要性、自由に表現することの意味など、カウンセリングの技法についても実践的に理解が深まる実習でした。
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