2020年度にサービスラーニングの一環としてポルトソール通り(府内11号線)のデザイン・プロジェクトに取り組み、学生の考案したデザインが正式に大分市に採択され、2021年度から東西400mの無電柱化工事と学生デザインに基づく道路整備が進んでいます(無電柱化を含む工事費用の総額は約8億円。これまでの活動については「こちら」を参照)。
プロジェクトが進むなか、昨年度から同通りのトキハ会館横と大分センチュリーホテル前にある地上機器(電線地中化に伴い設置される変圧器などの電気設備)のデザインにサービスラーニングの一環として取り組み、この度、4基の地上機器に情報コミュニケーション学科の学生が考案したデザインが描かれ、完成しました。
この活動に取り組んだ学生たちは昨年9月から実際に現場を訪問して地上機器のある場所を確認したり、この地域の歴史を学んだりし、定期的に大学で集まってはコンセプトについて議論を重ね、デザインを作成させました。
今回、自分たちがデザインした絵がペイントされて公開されたことについて、作成を担当した情報コミュニケーション学科2年の冨山菜々さん、御手洗伶香さん、鎌田美咲さんは、「色々な人々にきてもらいたいという思いを込めて、各大陸をイメージして作りました」「一枚一枚に意味を込めて書くのがとても大変でした」「絵の意味を現地で感じ取ってもらい、楽しんでもらいたいです」とメッセージを寄せてくれました。
ポルトソール通り全体の完成は、今年度末を予定しています。今年度中に残りの地上機器についても同様にデザインを施す活動を進めていきます。大分駅周辺にお越しの際には、是非ポルトソール通りにもお越しになり、学生がデザインした道路(車道・歩道)と地上機器をご覧ください。
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