2022年11月12日(土)にサービスラーニングの一環として、上野丘地域の清掃および歴史探索活動を実施しました。
大分県立芸術文化短期大学の所在する上野丘地域には、数々の遺跡が存在し、歴史的・文化的に重要な場所になっています。また2027年には大学の近くを流れる大分川河川敷の大規模開発が予定されており、アウトドアやキャンプ場などが整備される予定です。そのため上野丘地域への理解を全体的に深めるため活動が企画されました。
参加した学生は、朝9時に大学に集合し、市内に落ちているごみを拾いながら大分川河川敷で万寿寺や河川整備計画について担当教員である綾部誠准教授より説明を受けました。その後、南蛮BVNGO交流会館に行き、大友宗麟時代の歴史について学びました。ここではシアター視聴やスマートフォンを使ったVRツアーで当時の館の姿を学びました。また当時の府内まちの特徴、南蛮貿易が日本にもたらした影響、今後の大分市の観光資源開発などについて担当教員から説明がありました。
その後、清掃を継続しながら元町石仏、岩屋石仏を訪問し、石仏の特徴、作られた理由、遺跡保存の難しさなどについて説明を受け、理解を深めました。
参加した学生からは「いつも通っているところがこんなすごい歴史があるとは知らなかった」「色々と訪問しながら学習することができて楽しかった」「大分ってすごいところだと改めて認識しました」など感想が寄せられました。
今回の活動では、大学の立地する上野ヶ丘周辺地域の過去と未来を学ぶとともに、近隣地域の環境美化にも貢献しました。
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