5月29日(日)に、大分市大字馬場にある磯崎海岸の清掃活動を、サービスラーニングの一環として実施しました。この海岸は、大分県内でも珍しくウミガメが産卵する場としても有名ですが、近年はプラスチックごみをはじめとしたゴミが大量に漂着し、深刻な環境問題に直面しています。今回はこの清掃活動に9名の学生が参加しました。
活動では現地に朝の9時半に集合し、担当教員である綾部誠准教授より、ウミガメの生態、海洋汚染の現状と課題、大分市一帯の海岸地域の工業開発と環境の両立の問題などについて説明があったあと、学生がそれぞれ海岸一帯を清掃し、ごみを回収しました。参加した学生からは「別府で清掃したときのごみとは異なる不法投棄が多い」「思ったよりもゴミが多かった」などの感想が寄せられました。
今回の活動を通じて、磯崎海岸の環境美化に貢献するとともに、持続可能な社会の在り方について考えるきっかけとなりました。今年度も引き続きコロナ禍の影響も考慮し、定期的にこのような環境美化活動を継続していきます。
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