10月19日(土)に、情報コミュニケーション学科の授業「心理学研究法」で、高崎山ニホンザル観察実習を行いました。1年生の後期の受講者が、実際に高崎山に行きニホンザルをビデオ撮影しました。天気が心配されましたが、雨も上がり、サルも300匹餌場に現れ、実習を実施することができました。
最初に職員の方から、年齢や性別の見分け方や、観察の留意点などの解説をしていただき、観察を始めました。学生は、3人グループで協力し、一人が1匹の猿を10分間追跡してビデオ撮影をしました。群れの中の序列によって雄ザルの行動が異なったり、子ザルが母ザルにしがみついていたり、親戚同士で毛づくろいをしていたり、様々なサル関係を観察することができました。サルの動きについていくのは大変でしたが、粘り強く観察を続けているグループが多かったです。人間との相違点や共通点に気づくこともできたようです。今後撮影したビデオを授業の中で行動描写して、さらに詳しくニホンザルの行動特徴を記述していきます。
いつもご協力いただいております高崎山の職員の皆様に感謝申し上げます。


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