top of page
  • 執筆者の写真情報コミュニケーション学科

特別講演「テーマパークと知的財産権~ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにおける契約実務~」を開催しました

12月16日(金)「情報リテラシーⅡ」の授業で、合同会社ユー・エス・ジェイ法務部の 柴田 純一郎 氏に「テーマパークと知的財産権」についてご講演いただきました。

冒頭で、授業担当の野田准教授がこれまで学んできた著作権制度について簡単に振り返った後、柴田氏のご講演では、テーマパークビジネスの現場における著作権契約の業務内容やライセンサーとの交渉実務等、エンタメビジネス分野で権利がどのように扱われているかについて、実例を交えながらお話しいただきました。さらに、職務経験に基づいた日米のエンタメビジネスの比較と戦略についてもご紹介していただき、これまで消費者として関わってきた学生も、エンタメビジネスについて新たな視点から考えることができました。


参加した学生からは、以下の感想が寄せられました。「日本の代表的なテーマパークの裏側のお話が聞けてよかったです。権利の問題で様々な種類があり、講義で習った権利が実際にどういったところで働いているのかを学べてよかったです。ユニバーサルの作品やユニバに行ったことがあるので、また作品を見たり、ユニバに行ってみたら、見方が変わる気がしました。どの場所にも権利が働いていて、一つ一つ忠実に再現されていっているのだなと思いました。」


「USJの音楽が流れているジェットコースターは乗ったことあったのですが、音楽聞きながら楽しめていいなと思っていたので今回それについての話を聞けて良かったです。そのアトラクションに乗って著作権のことを考えたことは無かったのですが今回その流れる音楽もレコード会社にひとつひとつ許諾を取っていると知れて良かったです。」


「日米エンタメビジネス比較というのが普段ではなかなか知ることが出来ないことだらけで、全部英語で記述しないといけないのが、大変だなと思ったのと、著作権の話は実際のUniversal Studios Japanの動画や画像を元に説明して頂いてとても分かりやすく印象に残りました。」


「一番印象に残った内容は、ライセンス契約におけるライセンサーとライセンシーの考えていることの違いです。コラボ施設やコラボ商品を作る時はこの2つの立場の間の議論が大事なのだとわかりました。」


「私はUSJが大好きで行く時はいつも思いきり楽しんでいますが、もし次行くとなったら思いきり楽しむことにプラスして、こういったとこを工夫しているんだなとかこれはどうやってしたのだろうなど少し考えながら楽しんでみようと思いました。」







bottom of page